5/16(木) 6:01配信
本田圭佑は「最も高価なチームの先導に失敗し旅立つ」 退団濃厚と豪州メディア報道

メルボルン・Vが6失点大敗で終戦 Aリーグでは本田のラストゲームに?

 元日本代表MF本田圭佑の所属するメルボルン・ビクトリーは現地時間12日、Aリーグ・ファイナルシリーズ準決勝でシドニーFCと対戦し、1-6で大敗した。本田にとってはAリーグでのラストゲームになる可能性が高いとされているが、現地メディアも「先導することに失敗して旅立つことに」と指摘している。


 試合開始早々の前半3分に先制点を許したことでシドニーに勢いを与えてしまうと、同43分、同アディショナルタイム2分と立て続けに失点を喫してしまう。後半に入っても18分、23分、43分にゴールを奪われ崩壊状態に。同アディショナルタイム1分には本田のクロスから得点が生まれ一矢報いるも、衝撃的な大敗でリーグ連覇の夢が潰えた。

 本田は最終的にリーグ戦で7ゴール7アシストを記録。今季はリーグ戦の日程をすべて消化し、残すは22日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ最終節のサンフレッチェ広島戦のみとなっているが、本田自身は今季終了後の退団が濃厚と見られている。

 オーストラリアのサッカー情報サイト「The World Game SBS」によると、試合後にケビン・マスカット監督は大敗について「私が責任を受け入れる」と語り、「最善を尽くしたつもりだった。言い訳をして振り返るつもりはない」と受け止めた。

 また、同サイトは本田に関して「優勝に向け、最も高価な選手の集うチームを先導することに失敗して旅立つことに」と綴り、メルボルン・Vに解体の危機が訪れることを指摘。本田の去就を含め、今後のチームの動向に注目が集まりそうだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190516-00189218-soccermzw-socc
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