アトレティコ・マドリードは14日、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが今シーズン限りで退団することを発表した。

 クラブは「グリーズマンが来シーズン、ロヒ・ブランコ(赤と白、クラブの愛称)としてプレーしないことを伝えた」とクラブ公式SNSで発信。本人もディエゴ・シメオネ監督や会長、スタッフ、サポーターへの感謝とともに、「新たな経験、新しい挑戦をするため、クラブを離れることを決めました」と動画でコメントしている。

 グリーズマンは1991年3月生まれの28歳。2014年夏にレアル・ソシエダからアトレティコ・マドリードに加入。2017−18シーズンにはヨーロッパリーグを制し、個人では2015−16シーズンにラ・リーガ年間最優秀選手賞に選出され、バロンドールの投票でも2度(2016、2018)、3位に入っている。フランス代表としては2018年のロシア・ワールドカップ制覇を主力の一人として経験していることも記憶に新しい。

 来シーズンの移籍先は発表されていないが、バルセロナ加入が盛んに報じられている。

 アトレティコ・マドリードはリュカ・エルナンデスのバイエルン移籍やディエゴ・ゴディンの退団が発表済みで、さらにエースの退団により、来シーズンのチーム編成が大きく変わることとなる。

サッカーキング
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