ブレーブスの若手有望株フリードのハッスルプレーが話題

 米大リーグで投手のハッスルプレーが話題だ。ブレーブスの有望株、マックス・フリード投手が5日(日本時間6日)の敵地マーリンズ戦の延長10回に代走で出場。一塁から必死の走塁で一気に本塁に突入。ヘッドスライディングで生還するシーンをブレーブスが動画で公開すると、ファンからは賛否の反響の声が上がっている。

 このプレー是か非か――。話題を呼んでいるのはブレーブスの若手有望株のハッスルプレーだ。1-1の延長10回無死一塁の場面でドナルドソンに代わって代走で出場。続くインシアルテがバントの構えからバスターで三塁線を破った。

長打コースとなった打球にフリードは激走した。投手離れした快足を飛ばし加速。三塁ベースも蹴って一気に本塁へ突入。ヘルメットが脱げかけながらも、懸命に生還を狙う。そして頭からホームベースに突っ込んだ。

 タイミングは完全にアウトだったが、気迫にも押されたのか、相手捕手がボールをこぼす間に利き腕の左手を伸ばし、見事にセーフ。勝ち越し点をもぎ取って見せたのだ。

 フリードの気迫の走塁を、ブレーブスは公式ツイッターに「投手はアスリートだ」と記して動画を公開。ファンからはハッスルプレーを称える声と同時に、投手だけにアクシデントを心配する声も上がった。

米ファンからは賛否の声が「非常に危険で怖かった、けど…」
「頼むから…頼むから二度としないで…」
「次は足からスライディングするよう伝えてくれ」
「フリードは自分の中で新しいスーパーヒーローだ」
「これは怖かった」
「彼は我々のベストな投手であり代走というわけだね」
「非常に危険で怖かった…けどマックス・フリードを気に入る理由の一つでもある。彼は野球選手だ!」
「いい頑張りだけど、ケガはしてほしくないね」
「投手が走れないと誰が言った。よくやった」

 2017年にメジャーデビューした25歳の左腕。今季はすでにキャリアハイを更新する4勝をあげ、防御率2.11と安定感十分。今季ブレークの予感が漂う大器だけに、怪我だけは避けてほしいところだ。(THE ANSWER編集部)

2019年5月6日 12時3分
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/16417631/