5/3(金) 5:56配信
UERAヨーロッパリーグ準決勝の第1戦、アーセナルvsバレンシアの一戦が現地時間2日、行われた。

アーセナルホームでの初戦ということでバレンシアは5バック気味の守備的な陣形で挑んだが、先制したのはアウェーのバレンシアだった。

前半11分、CKを得たバレンシアはファー側にボールを送ると、ロドリゴ・モレノがヘディングで中へと折り返す。ムクタル・ディアカビが頭で押し込んで、バレンシアが先行する流れとなった。

いきなりアウェーゴールを奪われたアーセナルは、ここから徐々に盛り返す。18分、メスト・エジルを起点にアレクサンドル・ラカゼットがピエール・エメリク・オーバメヤンにスルーパスを送る。前線左サイドで切り替えしたオーバメヤンは中にラストパスを送ると、走り込んできたラカゼットがダイレクトでネットを揺らし1−1の同点に追いつく。

25分にはグラニト・ジャカのクロスにラカゼットが頭で合わせ、ポストに弾かれてゴールラインを割った。これでアーセナルが2−1と逆転に成功し、試合はこのまま前半終了。

後半に入っても一進一退の攻防が続き、アーセナルはショートパスを多用した崩しを多用し、引いたバレンシア守備網のズレを狙う。一方、バレンシアは2つ目のアウェーゴールを奪おうとカウンター主体でアーセナルゴールを脅かす展開が続いた。

アディショナルタイムにはラカゼットがミドルを放ち、GKネトがディフレクト。そのルーズボールを拾ったラカゼットが左サイドからクロスを入れると、ファー側に走り込んだオーバメヤンが角度のないところからダイレクトボレーで合わせ、アーセナルが3点目を記録した。

結局試合はこのままフルタイムを迎え、アーセナルが3−1で逆転勝利。ホームでの初戦を制している。

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