芸人ヒロシ“ソロキャンプ”の楽しみ方を伝授
4/28(日) 17:10 TOKYO FM+
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190428-00010007-tokyofm-ent


さまざまな趣味と娯楽の奥深い世界をご紹介するTOKYO FMの番組「ピートのふしぎなガレージ」。4月20日(土)放送のテーマは「春のアウトドア祭り」。今回はアウトドアや自然をテーマに、TOKYO FMの番組の中で詳しい方に教えていただきました。

芸人ヒロシ“ソロキャンプ”の楽しみ方を伝授


◆「自然の“不便”を楽しみたい」

── この季節はどんなソロキャンプを?

春と秋は“タープ泊”といって、布1枚をうまくテント風に組んで、地べたに寝るようなキャンプをしています。タープは普通、屋根のように使うのですが、折り紙のように畳むとテントの形にできるんです。大きなタープを工夫して張ればけっこう広くできますし、逆に装備を軽くするなら、小さなタープを工夫してテントに。毎回どんなタープの張り方をするか考えるのが楽しいですね。

ソロキャンプの楽しさは自分でやりたいようにできることです。楽なことをしたいなら家にいます。布1枚で形を作ったという喜びと、自然の中に身を置いて地面に寝るワクワクは、便利さには代え難いです。ですから、火をつけるための道具もライターじゃなくて、ナイフの背で火花を飛ばせるファイヤースターターを使ったり、火打石を持っていったりもします。そういう“不便”を楽しみたいんです。

── “ブッシュクラフト”も人気みたいですね

まさにそれです! サバイバルという言葉もありますが、ちょっとキツすぎるイメージですよね。僕もさすがにカエルを焼いて食べたくはありませんし。キャンプよりもちょっとハードに、程よく自然と戯れるのがブッシュクラフトなんじゃないかと。

たとえば「海辺で真水を作る方法」があります。砂浜に穴を掘って、その上をビニールで覆い、真ん中に石を置く。そうすると、蒸発した水がビニールで結露して、石の下のコップにポタポタと溜まる……という仕組みです。ところが、実際にやってみるとヤドカリが集まったりして、なかなか真水は溜まらないんです。そんな実体験が新鮮ですね。

── キャンプであると便利な道具を教えていただけませんか?

ソロキャンプだと、「ピコグリル」がおすすめです。スイスのメーカーの焚き火台なのですが、折りたためばA4サイズに収納できるコンパクトさ。ザックの背に入れて持って行けます。ソロ用にぴったりですが、2〜3人でも行けるかもしれません。ただ、人気で値段が高騰していて、定価1万4,000円のところが、ネットショップで5万円になっていました。

昨年流行したのは「鉄板」です。スマホ2つ分くらいのサイズの小さな鉄板が便利なんです。ソロなので肉1枚焼ければ十分ですから。こういったおもしろい道具もどんどん出ています。


(TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」2019年4月20日(土)放送より)