男子バスケットボールのNCAAトーナメント(全米大学選手権)は6日、ミネソタ州ミネアポリスのUSバンク・スタジアムに7万2711人の大観衆を集めて「ファイナル4」の2試合を行い、西部地区決勝(3月30日)で八村塁(3年)が所属しているゴンザガ大を下して初めて4強の勝ち残ったテキサス工科大が、過去2度の全米制覇を誇るミシガン州立大を61―51(前半23―21)で撃破。西部地区第3シードからの快進撃で、ついに8日の決勝にまで駒を進めた。

 南部地区を制したバージニア大は、中西部地区の第5シードから勝ち上がってきたオーバーン大に63―62(前半28―31)で競り勝ち、テキサス工科大同様に初の決勝進出を決めた。

 「ファイナル4」に初めて進出したオーバーン大は後半の残り1・5秒まで2点をリード。しかし残り0・6秒、左コーナーから3点シュートを試みたバージニア大のカイル・ガイ(3年)に対し、マークしていたサミアー・ダウティー(3年)が痛恨の反則。ガイに3本のフリースローをすべて決められて無念の逆転負けを喫した。


2019年04月07日 12:57
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