内田也哉子さん謝辞全文「実感のない父と娘の物語が、はじまりにも気付かないうちに幕を閉じた」
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3月17日に肺炎のため79歳で死去したロック歌手内田裕也(本名・内田雄也)さんのお別れの会が3日、東京・青山葬儀所で「ロックンロール葬」として営まれた。親交が深かったタレントの堺正章(72)、
崔洋一監督(69)ら約950人の業界関係者やファンが参列した。
喪主は、裕也さんの長女でエッセイストの内田也哉子さん(43)が務め、遺族代表として謝辞を述べた。
也哉子さんの謝辞全文は以下の通り。
本日はお忙しいところ、父、内田裕也のロックンロール葬にご参列いただきまして、誠にありがとうございます。親族代表として、ご挨拶をさせていただきます。
私は正直、父をあまりよく知りません。「わかりえない」という言葉の方が正確かもしれません。けれどそこは、ここまで共に過ごした時間の合計が数週間にも満たないからというだけではなく、生前、母が口にしたように
「こんなにわかりにくくて、こんなにわかりやすい人はいない。世の中の矛盾をすべて表しているのが内田裕也」ということが根本にあるように思えます。私の知りうる裕也は、いつ噴火をするかわからない火山であり、
それと同時に、溶岩の狭間で物ともせずに咲いた野花のように、清々しく無垢な存在でもありました。
率直に言えば、父が息を引き取り、冷たくなり、棺に入れられ、熱い炎で焼かれ、ひからびた骨と化してもなお、私の心は、涙でにじむことさえ戸惑っていました。きっと、実感のない父と娘の物語が、はじまりにも
気付かないうちに幕を閉じたからでしょう。けれども、きょう、この瞬間、目の前に広がる光景は、私にとっては単なるセレモニーではありません。裕也を見届けようと集まられたお一人、お一人が持つ、父との交感の真実が、
目に見えぬ巨大な気配と化し、この会場を埋め尽くし、ほとばしっています。父親という概念には、到底、おさまりきらなかった内田裕也という人間が叫び、交わり、噛みつき、歓喜し、転び、沈黙し、
また転がり続けた震動を、皆さんは確かに感じ取っていた。
「これ以上、お前は何が知りたいんだ」
きっと、父もそう言うでしょう…。
そして、自問します。私が唯一、父から教わったことは、何だったのか? それは、たぶん、大げさに言えば、生きとし生けるものへの畏敬の念かもしれません。彼は破天荒で、時に手に負えない人だったけど、
ズルイ奴ではなかったこと。地位も名誉もないけれど、どんな嵐の中でも駆けつけてくれる友だけはいる。
「これ以上、生きる上で何を望むんだ」
そう、聞こえてきます。
母は晩年、自分は妻として名ばかりで、夫に何もしてこなかった、と申し訳なさそうに呟くことがありました。「こんな自分に捕まっちゃったばかりに…」と遠い目をして言うのです。そして、半世紀近い
婚姻関係の中、折り折りに入れ替わる父の恋人たちに、あらゆる形で感謝をしてきました。私はそんな綺麗事を言う母が嫌いでしたが、彼女はとんでもなく本気でした。まるで、はなから夫は自分のもの、という
概念がなかったかのように。勿論、人は生まれもって誰のものでもなく個人です。歴とした世間の道理は承知していても、何かの縁で出会い、夫婦の取り決めを交わしただけで、互いの一切合切の責任を取り合うというのも、
どこか腑に落ちません。けれども、真実は、母がその在り方を自由意志で選んだのです。そして、父もひとりの女性にとらわれず心身共に自由な独立を選んだのです。
2人を取り巻く周囲に、これまで多大な迷惑をかけたことを謝罪しつつ、今更ですが、このある種のカオスを私は受け入れることにしました。まるで蜃気楼のように、でも確かに存在した2人。私という2人の証がここに立ち、
また2人の遺伝子は次の時代へと流転していく…。
この自然の摂理に包まれたカオスも、なかなか面白いものです!
79年という永い間、父がほんとうにお世話になりました。最後は、彼らしく送りたいと思います。
Fuckin’ Yuya Uchida,don’t rest in peace just Rock’n Roll!!!
2019年4月3日
喪主 内田也哉子
スポニチ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190403-00000170-spnannex-ent
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/04/03/jpeg/20190403s00041000246000p_view.jpg 本木って移住した先で役者の仕事出来ないダサい俳優だよな さっきワイドショーで娘の弔辞やってたけど
必死に変わりもんぶってる凡人という感じだった 詩人らしいすばらしい謝辞だね
ロックの名曲
ライクアローリングストーン
Ain't No Mountain Highi Enoughの
一節を折り込んでいるのもロックンローラーに捧げる文としてすばらしい 娘は母ちゃんにはそっくりだけど父ちゃんには全然似てない
だからこそ父子の絆も薄かったのかもね まだ若い也哉子に本木が惚れ込んだのも分かる
年齢いってだいぶ垢抜けたけど結婚した頃の也哉子の見た目はパッとしないブサイクだった 流石エッセイストってだけのことはある
いい弔辞でした これだけのもの書けるのは凄いし人前で読むのも凄いな
FAXで報道関係に送るだけならともかく 語録が凄いよな
自分達なら普段は使いなれた簡単な語録だけど、このひとは本来の言葉を使いこなしてる。
朝のニュースで聞いて感嘆した 裕也が死んでもなんとも思わなかったが
也哉子の謝辞で泣いた この人父にも母にも愛憎半ばだったんだな
どこの親子もそうかもだけど
両親が強烈だからしんどいことも多かったかな 也哉子は長身な所は父親の遺伝だね
顔は希林
2人の娘にしては常識人なのかと これで美人だったらなぁ…
ちょっと期待して画像開いたけど
…変わってなかった >>13
当時は何で超絶イケメンでより取り見取りのモックンが
こんなブスと結婚するのか不思議だったわ
親が内田裕也っていうのもめんどくさそうだし そういえばユーヤさんはタイガースをステージで紹介する時も、
「レディース エンド ジェントルメン…FUCKIN' TIGERS!!」とか言ってたよね。 >>6
腰にコンドームぶら下げて紅白に出たモックンもぶっ飛んでる 世代的な評価もあるからなぁ
自分らの世代は既にネタの人になってる >>23
そりゃそうでしょ
次から次へと愛人作って子どもはほったらかし
裕也の事、滅茶苦茶憎んだと思うし、そんな父親を庇う母親にも不信感抱くでしょう 確かに凄い文才だ。
普通の奴がこんな感じの文章を書くと、厨二病全開の寒いものにしかならないのに、
ちゃんと挨拶としての節度と、説得力があるっつーのが凄い。 >>8
くどいまでポエムだけど分かりやすい
感性は独特 複雑な親子関係でも葬儀は出さんとな
そのなんともいえなさをこれだけ纏め上げるてのは凄いもんだ 清々しくをきよきよしくと読みました
本田さぁあああああん
すっかりやられましたよ >>20
ご‐ろく【語録】
1 儒者・禅僧などの学説・教理に関する言葉を記録したもの。「近思録」「伝習録」や「臨済録」「従容録(しょうようろく)」など。
2 広く、偉人・有名人などの言葉・短文を集めたもの。「毛沢東語録」 1歩間違えば最期は山城新伍みたいな扱いだったな内田w ちょっとわざとらしいしつこさは感じるけど、ミュージシャンや俳優の芸能人二世でこれくらい文章力がある人は少ないかもね 泣けるわ
也哉子さんて過酷な環境で育ったと思う
樹木希林の子育ても本人の強い理念があっただけに相当冷たいんだよね
かわいそうと言っては簡単だけど、かわいそう
宙ぶらりんみたいな子供時代だったんじゃなかろうか、自分の家族を作るのが早かったから本当にそう思う 正直で好感持てる
強烈な両親が亡くなったことで呪縛もとけて
ある意味では本人の人生が新たに始まるのかも 結婚式でも新郎差し置いて自分が主役だと言わんばかりにどや顔で唄いきるやつと同じ匂い
主役はお前じゃない
わざわざ来てくれた参列者にお礼の言葉だけでいい
最後の英文なんて映画の見過ぎじゃないの?
自分に酔い過ぎ
自分は樹木の娘だと言わんばかりの奇人ぶってるだけに見えた
もっくんの挨拶のがよっぽど響いた こいつ自分の母親の何を見てたんだろうな
美化し過ぎ
夫は自分のものという概念が強かったから
どんなに離婚を望んでも離婚してやらなかったんだから
内田が裁判まで起こして
裁判官がこんなに嫌がってるんだから離婚してあげたらどうかと言った話は有名 自分のブログとか、婦人公論の語り記事とかならまだしも、
普通の場所でこういうのもなんだかなぁな感じ >>42
也哉子の友達には手を出さなかったからじゃね
裕也はロリコンでは無かったような うまいことを言おうとして
聞く側を白けさせる文章になってるな
伝わるものがない
父親ではなくて他人なんだな >>48
実体がなかったから、複雑な思いが強いんだと思うよ
もっくんは所詮他人でそんなのないだろうし 最後のは「このクソ親父、安らかになんかしてんなよ。それがロックってもんだろ?」ってことかな 希林の時の弔辞が良かったので
今回も何言うのか期待してたら予想以上に凄かった >>50
マスコミもこの二人のこと美化し好きだよなと思う 気取り過ぎだよ
傷つけられた人もたくさんいるんだろう
最近の芸能界のスピーチいいこと言いたがりには閉口、美辞麗句のオンパレードだ せっかく内容がいいのに残念ボイスだなと思っていたけど、繰り返し聞くうちに
味があっていいかもと思うようになった >>44
親子でケーキを食べるにしても残ったケーキを娘に与えずきりんで勝手に食べてたという生活だった >>60
タモリの赤塚不二夫への弔辞からかもしれん 別れたいのに鍵開けられてうんこ残された相手は堪らんよな 久しぶりにニュースマスコミが発表した、圧倒的な文才ある長文メッセージを見た。
儀礼もあり、裕也の人間性を短く的確に、自身の家族に対する愛憎を
冷静かつウイットに富んで表現している。締めの送る言葉も良い。
かしこい人なんだね〜 文才もさることながら声と本人の持っ空気感とも相俟って何とも言えない空間になってた
内田也哉子劇場みたいな
凄く良かった >>63
也哉子が血を流す大怪我をしても、自分で病院に行きなさいっていう母
それが小学生の頃っていうから母性を知らないだろうね
樹木希林はそれをテレビで教育論として話してたからなあ
人は冷たいっていうんですけど、私は私って感じで。取りつく島なし >>29
それもいいんじゃないかい?この家族らしいよ >>27
親が内田裕也と希林じゃなかったら結婚しなかっただろ
ジャニーズから干されないように逃げ込んだんだよ
結婚したのは打算
結婚後に愛情は芽生えたかも知れないけど
当時の週刊誌にはそう書かれていた 何故か叩いている人がいるけど良い事を言ってるじゃん
両親の事は理解出来ないけど来てる人を立てての謝意だろ インター育ちで、この文章力はすごい
次に聞けるのは、本木の葬式か >>51
内田裕也ロックンロール葬が普通の場所のワケないだろw
一般人がやってんならドン引きだけど芸能一家がやってる事にいちいちケチつける奴らって何なのwww 綺麗事言うなみたいに貶してる人いるけど
歪な家庭で育ってこんな風に親を見送れるのは凄いよ
自分には出来ないかもと思ったら泣けた >>73
でもこの文章だと乗り越えてるかも、子供は親を選べないけど自我は自分のものだ 普通の謝辞とは違うなと思ったらエッセイストか。
言い方悪いが職業病というか娘の言葉には聞こえない…関係性もあるのかな… 糞芝居 家族や共演者はみんな嫌っていたのにwwwwwww
茶番劇だよなwwwww 「テメーとなんか一緒に暮らした事ないから、私にはどーでもいいわ。
オカンはお前を許してたけど、私にとっては他人同然だから。
あばよ!ロックンローンFUKIN裕也」
って事を言いたかったんだと思う 描かれてる対象について第三者は
無垢ともすがすがしいとも思ってないのでwつくりものに聞こえるw 語感のいい言葉で飾り過ぎてくどい
なろう小説に投稿してる喪女によくあるタイプの文章 それにしても樹木希林が亡くなってからあっという間だったな。やはりあんな関係でも大事な人だったのかな 笑われながらも死ぬまでロックンロールと言い続けたのだけはすごいな 文章と声がマッチしてるってことは自分のこころで紡いだんだろうな
訃報と朗報の例のポエムのやつも本人に読んでもらいたいわ 内田裕也は無垢っていうか不器用だし嘘はつけないタイプだろ
だって無能だしそのまま世間の人からも無能という評価じゃん
曲者なのは母親の方だわ
この娘を苦しめたのは母親の麒麟の方だろうな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています