1994年の開幕戦で「ドクターK」から3本塁打、バエスは「ローズの領域に突入」

カブスのハビアー・バエス投手が28日(日本時間29日)、敵地レンジャーズ戦で2本塁打を放ち、チームを12-4での勝利に導いた。
開幕戦で複数本塁打を放ったのは、カブス史上7人目。
この快挙で、1994年の開幕戦で3本塁打を放った元NPB助っ人のタフィー・ローズの“伝説”が再び脚光を浴びている。

バエスは「4番・遊撃」でスタメン出場すると、2点を追う4回にマイナーから追撃のソロ弾。
その後、カブスが逆転すると、バエスが4-2で迎えた5回にもチャベスから3ランを放ち、大量リードをもたらした。

地元メディア「NBCスポーツ・シカゴ」の公式ツイッターは「ハビアー・バエスが開幕戦で複数本塁打を放ったカブスの6選手のリストに仲間入り」と投稿。
過去には「2003年のコーリー・パターソン、1994年のタフィー・ローズ、
1969年のアーニー・バンクス、1950年のアンディー・パフコ、1936年のフランク・デマリー、1927年のアール・ウェブ」の6人で、3本塁打を放ったのはローズだけだという。

しかも、その内容がすごい。ESPNのティム・カージャン記者は「1994年の開幕戦、カブスのタフィー・ローズが3本塁打を放った。
そして、それら3本とも全て、メッツのドワイト・グッデンからだった。『その3本はどれもミサイルのようだった』とカブスのダン・プレサック投手が語った。
ローズは日本でスターになったが、メジャーでのキャリアは13本塁打で幕を閉じた」と詳細を紹介。
ローズが3発を浴びせた相手は、1984年に新人王、翌85年にサイ・ヤング賞に輝き、
デビューから2年連続で奪三振王に輝くなど「ドクターK」の異名をとったグッデンだった。

シカゴの地元局「WGN」のラリー・ホウリー記者はツイッターで「というわけでバエスはタフィー・ローズの領域に突入することになった。
それは信じられないほどエキサイティングなことだ。あのランダムな開幕戦での活躍から25年が経とうとしているのか」と回顧。
さらに、過去の6人を紹介していた「NBCスポーツ・シカゴ」の公式ツイッターは「カブス史上で開幕戦にタフィー・ローズを上回るパフォーマンスをしたのは誰か? 
開幕戦にリグレーフィールドでメッツを相手に放った本塁打は、1本でも2本でもなく、3本だ」と、ローズの“偉業”を改めて称えている。

日本では、近鉄時代の2001年に55本塁打を放つなど、4度のホームランキングに輝き、巨人、オリックスも含めた3球団で通算464本塁打をマークしたNPB史に名を残す“最強助っ人”。
メジャーではキャリア13本塁打に終わったものの、25年前の伝説は今でも語り継がれている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190330-00331380-fullcount-base
3/30(土) 7:05配信

https://image.middle-edge.jp/medium/d3ef16d9-88e3-4961-8eeb-d984d60ca84b.jpg

https://nipponbaseball.web.fc2.com/personal/fbatter/rhodes.html
成績

https://www.youtube.com/watch?v=xRNRGf21hBA
オリックス タフィ・ローズ 応援歌

https://www.youtube.com/watch?v=KnuTeebd2J0
カブス時代のタフィ・ローズ