教育評論家で画家の野々村直通氏

羽生の発言をニュースで知ったという同氏は
「スケートに命を懸ける彼らしい発言。批判される筋合いはない」と一刀両断。
「本気で努力しているから、こういう言葉が出てくる。オレもそんな心境だったよ」

「言い過ぎだとか、マナーだとか言う人がいるけど、すべてを犠牲にし、命を削り、死ぬ気で努力する羽生選手の気持ちが分かるのか。
彼は生半可じゃない、誰にもマネできないことをやっている。
僕は覚悟を持ったすてきな言葉だと思いますよ」

敗戦を「死も同然」と表現した羽生に対して野々村氏は「本気で向き合っている証拠」と賛辞はやまない。
そこには勝負事に「腹切り」覚悟で臨む男にしか分からぬ美学があるということか。