山口氏は、共用廊下に誰もいないことを確認してから、自分の部屋に入ろうとした。
部屋に入ってドアを閉めようとしたところ、誰かが手でドアを押さえて、ドアをこじ 開けてきた。山口氏は驚いてその人物の顔を見ると、それは乙であった。
乙は、玄関 の中に入り、山口氏の顔をつかんで押し倒そうとした。
山口氏は、必死で乙を押し返 し、部屋から押し出そうとした。
山口氏が、もう少しで部屋から乙を追い出し、ドア を閉められそうになった時、向かいの部屋から甲が出てきた。
甲は、乙を横によけて、 山口氏の顔をつかみ、押し倒そうとしてきた。甲は、山口氏の目と鼻のあたりを親指 と人差し指で、山口氏の両こめかみを押さえるような形で、顔面をつかんだ。
山口氏は、しばらく声もだせなかったが、1分後くらいに「助けて」と共用廊下に 向かって叫んだ。
すると、甲は、手で山口氏の口を押えてきた。乙は共用廊下にいた。 その時、エレベーターが停まる音がして、被疑者らがその音に気付き、甲の勢いが止 まった。
そこで、山口氏は、甲を共用廊下に押し出し、山口氏も共用廊下に出た。そ して、山口氏は共用廊下にしゃがみ込んで、泣き叫んだ。
エレベーターから降りてき た男性が山口氏の方に来ようとしたが、乙が男性を静止して、喧嘩しているだけと説 明した。 山口氏は、携帯電話を首からかけていたので、警察に電話しようとしたが、甲に阻 止された。
山口氏が過呼吸になりながら泣き叫んだところ、甲が「ごめん、ごめん」 と謝って慰めようとした。これに対して、山口氏は、「近づくな。」などと叫んだ。
甲は、山口氏に対して、「メンバーにも相談して、メンバーに提案されて、やったこ とだから。」、「こうすればまほほんと話せるよ、と提案された。」と言い、そのメ ンバーとしてA,B,Cの3人の名前を挙げた。
これで不問てw