3月21日の『ニュースウォッチ9』(NHK)が元『SMAP』香取慎吾に単独インタビューを敢行した。現在、都内で個展を開催している香取は、SMAP時代の経験がアートに生きていると強調。
自らの作品を独特の表現で評するなど冗舌に語ったが、ある部分に関して視聴者は「はがゆい」「ジャニーズ事務所への忖度?」と想像し、不満を漏らす声が相次いでいる。

有馬嘉男、桑子真帆の両キャスターが個展の会場である劇場を訪れ、30年間作り上げてきた130近くの作品が並ぶ中でのインタビュー。
香取は会場中央に鎮座し、自分の心臓をイメージして作ったという巨大なオブジェを紹介。赤く、耳を近づけると鼓動が聞こえる作品で、香取は作品を「いい感じに気持ち悪い」と表現した。

キャスターが連呼も…香取慎吾はスルー
その後、「(『元SMAP』、『新しい地図』など)肩書はどう呼ばれたいか」と質問を受けた香取は、「慎吾ちゃん」か「アイドル・香取慎吾」と返答。「見てくれる人がいないと弱っていく」と理由を説明した。
パリで先行して個展を開いた際、会場の広さに緊張したというが、SMAP時代に開いたコンサートのことを思い出し、「東京ドームよりは超小さくない?」と意識したそう。
「変わった部分もあるが、今まで通りの気持ちで進んでいる部分があるから、今日も僕はいられる」と、SMAP時代に思いを馳せた。

有馬キャスターが直接的に「SMAP時代は…」などと口にしていたのとは対照的に、
香取は言葉を選び、極力「SMAP」の単語を出さないように留意していたのでは、と見る視聴者が一定程度存在していた。ツイッターでは、

《自然に『SMAP』と口に出したNHKのキャスターがすごい》

と有馬キャスターを称える声があった一方で、

《過去の話をするのに、本人がSMAPと言えないのはかなり不自然だった。ジャニーズも圧力かけるのいいかげん止めればいいのに》
《香取慎吾は不自然なくらいにSMAPと言わないよね? 言えないんだろうけどさ》

と、香取がジャニーズ事務所から圧力をかけられているのでは、と想像する声も一部にあった。

とはいえ最近、地上波の番組で稲垣吾郎が「SMAP」と発言したこともある。謎は深まるばかりだ。

http://dailynewsonline.jp/article/1741885/
2019.03.22 11:05 まいじつ