<フィギュアスケート:世界選手権>◇21日◇さいたまスーパーアリーナ◇男子ショートプログラム(SP)

右足首負傷からの復活優勝を狙う羽生結弦(24=ANA)は、94・87点でSP3位だった。

自らが持つ世界最高点の110・53点を下回った。演技後には「ちょっと集中できてなかったかな。もちろん練習は積んでいると思っているんですけど、結果でないということは練習を積めていないということかな」と顔をしかめた。

冒頭の4回転サルコーが2回転になる痛恨のミス。続くトリプルアクセル(3回転半)は高さも飛距離も十分で大きな加点を稼ぎ、4回転−3回転の連続トーループも決めたが、「焦ってましたね。冒頭のジャンプでミスしてしまい、焦っていた。一生懸命になりすぎた」と反省が口をついた。

右足首を負傷した昨年11月のグランプリ(GP)シリーズ・ロシア杯以来の実戦だった。過去にも長期ブランクの経験はあり、試合勘について問われると、「その分は経験値があるので、そこは問題ない」とした。

右足首の状態は完治とは言えないが、「とにかく、不完全燃焼なので、しっかりと燃焼し切れたと言える演技をしたい」と燃えたぎった。23日のフリーで雪辱を果たす

3/21(木) 21:09配信 日刊スポーツ
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