全日本柔道連盟(全柔連)は19日、柔道日本代表の愛称を「ゴジラジャパン」とすると発表した。人気特撮映画シリーズ「ゴジラ」を製作、配給する東宝が協力して実現。男子日本代表の井上康生監督(40)は「強さを追い求める中で、非常にありがたい助っ人をいただいた。(ゴジラと)ともに頑張っていきたい」と語った。

 全柔連によると、日本代表チーム内で使っている試合映像分析システムを「ゴールド(金メダル)」「柔道」「一本」などの頭文字を取って「ゴジラ」と呼んでいた。その話が東宝に伝わり、東宝側から提案を受けた。

 スポーツ界でゴジラは、プロ野球・巨人、米大リーグ・ヤンキースで活躍した松井秀喜さん(44)の愛称として知られる。井上監督は「松井さんのおかげで(悪役の)ゴジラがいいイメージになった。柔道を通じてまた、ゴジラをいい意味で発信していきたい」と述べた。五輪ではマーケティング上の問題などがあり得ることから、当面は世界選手権(8月25日〜9月1日、東京・日本武道館)日本代表の愛称とする。【芳賀竜也】


3/19(火) 19:20配信 毎日新聞
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