プロ野球の巨人と18日まで東京ドームでプレシーズンゲーム2試合を戦った米大リーグ、マリナーズのイチロー(45)。
米国内でのオープン戦から24打席無安打と打撃の調子が上がらないでいるが、日本人初の大リーガーの村上雅則氏(74)は「ボールが見えていないという印象」と指摘する。

その典型として、村上氏が挙げたのは、18日の試合の四回、巨人の左腕・戸根に三振を喫したシーンだ。
イチローは追い込まれた状態で、真ん中付近のスライダーを見逃した。
村上氏は「実戦から遠ざかっていた分、感覚が戻っていないのでは」と言い、こうアドバイスする。
「空振りになってもいいから、1球目から積極的に振ることが大事」

巨人との2試合では、よく見極めようとするあまりか、なかなかスイングしない打席が目立った。
「以前の調子が良い頃なら一発で仕留められるだろうが、今は無理。過去のイメージに引っ張られている」という。

だからこそ、「振っていけば、少しずつタイミングもつかめてくる」と村上氏。
「日本で何とか1本打ってほしい。ほんのちょっとのきっかけで変わってくれるのでは」と期待を込めた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190319-00000078-mai-base
3/19(火) 20:59配信