「オープン戦、阪神7−3西武」(17日、甲子園球場)

 阪神が今年の本拠地初勝利を飾った。

 甲子園でのオープン戦は、この日がラスト。今年の聖地初白星を狙う阪神が西武のドラ1ルーキー・松本航を打ち込み、オープン戦3勝目を挙げた。

 三回に新人右腕に襲いかかる。連続四球で無死一、二塁とすると、続く阪神のドラ1ルーキー・近本が三塁前にバント。快足を生かしてこれをヒットにし、
無死満塁にチャンスを広げた。糸井のセンターへの犠飛でまず1点。さらに大山が三遊間を破る左前適時打で1点を追加する。

 そして打席には1打席目で左中間への二塁打を放っている福留。139キロのストレートを完璧に捉えると、打った瞬間、それと分かる3ランホームランを
右翼スタンドへたたき込んだ。これで5点をリード。さらに二死満塁から、絶好調ルーキー・木浪が会心の当たりを右前に運び、2点適時打!この回、
一挙7得点のビッグイニングとなった。

 投げては先発の西が5回4安打1失点と上々の内容。その後は能見が1回無失点。桑原が金子侑に2ランを浴びて1回2失点だったが、八回から
ジョンソン−ドリスが締めて快勝した。

 DeNAが勝利したため、オープン戦最下位脱出こそならなかったが、今年の甲子園初勝利で勢いに乗って19日からの関東3連戦に向かう。

デイリースポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190317-00000117-dal-base