◆プロアマ交流戦 阪神1−0大商大(15日・鳴尾浜)

阪神・矢野燿大監督(50)が15日、大学生相手に苦戦した若手野手陣を嘆いた。
北條ら開幕スタメンを狙う選手も出場した大商大とのプロアマ交流戦(鳴尾浜)を視察。
計4安打で8回の江越のソロのみの1―0での辛勝に「まあ、そりゃあ、もうちょっと打ってほしいよね。
もうちょっと、いい内容のバッティング見たかったなっていうのはあるよね」と注文をつけた。

相手先発は今秋ドラフト候補右腕の大西。最速144キロの直球に加え、フォークも上々で5回を2安打無失点の好投だった。
阪神は北條、中谷、板山、梅野、伊藤隼が1軍から出場したが、いずれも大西から無安打。
2番手以降の投手にもプロの貫禄を見せつけられず、結局の江越のソロ以外は伊藤隼が1安打、島田が内野安打を2本放っただけだった。

ここまでオープン戦は2勝6敗1分けで最下位。チーム打率2割1分6厘の貧打に苦しんでいる。
大商大戦では、オープン戦好調のドラフト1位・近本と木浪が試合に出なかった。改めて新人コンビ以外の若手のふがいなさが浮き彫りとなった。

「初めての対戦でボンボンボンボン打てるかっていうと、まあまあ、うん(難しさは)あるかもしれないけど。
ちょっとこう、対応というか、内容がね」と指揮官は不満そうに振り返った。
開幕まで残り2週間でオープン戦は8試合。打線の活発化に残された時間は多くない。

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3/16(土) 7:05配信