槇原敬之氏が99年に覚せい剤取締法違反で、一緒に逮捕されたのが、新宿二丁目で店子をしていた金太郎こと奥村秀一氏。(42歳、当時22歳)
逮捕後の裁判で槇原氏は、奥村氏が槇原敬之作品の数10曲で作詞を担当していたことを証言しました。つまり二人は公私にわたるパートナーだったわけですね。
裁判所には二度と会わない約束を交わした二人でしたが、人の気持ちはどうにもなりません。
執行猶予明けから奥村を事務所の社長に据えて、再度大金を手にした後は、個人レーベルを運営して頑張ってきました。
昨年の3月に奥村氏が覚せい剤事件で逮捕された際には、奥村氏が槇原さんと同居していた部屋とは別にマンションを購入し、若い男性たちを連れ込んでいたことも発覚。
奥村氏の金回りの良さから、相当な給料を受け取っていたことが推測されます。
20年に渡る彼らの物語は、奥村氏の再犯および裏切りにより幕を下ろしました。
『秀ちゃん、離れよう』と切り出した槇原さんの心を想うとせつなさは終わらない。