世界的ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズの歴史を振り返る大規模な企画展が15日からアジアでは初めて東京で開かれます。これを前に、ストーンズを愛するミュージシャンなどが参加してオープニングイベントが行われました。

1962年に結成されたイギリスのロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズは、「サティスファクション」などのヒット曲で世界的な人気を集め、結成から50年余りたった今も第一線で活躍を続けています。

その歴史を振り返る大規模な世界巡回展が15日からアジアでは初めて東京で開かれることになり、14日、オープニングイベントと内覧会が行われました。

展示はバンド自身によるプロデュースで、メンバーが実際に使ってきた楽器や衣装のほか、レコードジャケットを手がけたアンディ・ウォーホルらのアート作品など500点以上が一堂に会しています。

ボーカルのミック・ジャガーの作詞ノートやギターのキース・リチャーズの19歳の時の日記なども公開され、結成直後にメンバーが共同生活を送っていた汚れたアパートを再現したスペースもあります。

14日はミュージシャンの鮎川誠さんやCharさんなど、ストーンズを愛するゲストも会場を訪れ、Charさんは「この50年で時代はどんどん変わったけど、彼らがやっていることは昔と全然変わらないんです。『俺もバンドやろうかな』って簡単に思わせてくれる存在で、この人たちがいるかぎり、バンドはなくならないと思いました」と話していました。

この企画展は、東京 品川区の「TOC五反田メッセ」で15日から5月6日まで開かれます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190314/K10011848161_1903141636_1903141645_01_03.jpg
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