都内でOLをしているA美さんは、本上まなみ似の30代だ。
2016年の9月、彼女は1人のプロボクサーと知り合った。
「赤穂の流星」のニックネームを持つ、小國以載(30、角海老宝石ジム)。当時、世界王者を目指す期待の星だった。

「最初、彼は『やらせろ』とか、ふざけてばかりでした。でも、あるとき彼から『好きになっちゃったかも』と言われたんです。
出会った5日後に、彼の知人のカップルとダブルデート。その夜、歌舞伎町のホテルで関係を持ちました」

クリスマスには、ティファニーのネックレスを贈られた。そして12月31日、小國は京都でジョナサン・グスマンを降し、IBF世界スーパーバンタム級王者になった。下馬評を覆す大金星を、A美さんは会場で見届けた。

「彼に頼まれて、新聞を買い揃え、彼の記事を切り抜きました。モーニングコール、天気予報のチェック、買い物、料理、掃除、なんでもやりました。家政婦かと思うくらい。

『風邪をひいて具合が悪い。何分でこれる?』とLINEが来て、看病しに行ったこともあります。彼からは、3月の私の誕生日に、小樽土産のピアスをもらいました」

初防衛戦は、翌2017年の9月、大阪府立体育会館だった。A美さんがリングサイドで見守る前で、小國は6回TKO負け。試合後、引退を表明した。

「10月のある日の夜、テレビを観ながら、彼に『お前、俺と一緒にいたら苦労するけど、それでいいか?』と聞かれました。私は『もやしのレシピ考えるよ。私も仕事頑張るから』と答えました。もやしは安いからと思って(笑)。

彼は『ステーキハウスをやりたい』と言ってましたね。子供ができたら、どんな名前をつけようかという話もしました。『遊人』と書いて『ゆうと』がいいね、とか。

別のときには『将来はアパート経営しようか。俺は貯金が2000万円あるから』と言われました。人の将来を真剣に考えてくれている証拠だと、思っていました」

11月には、名古屋の宴会で小國が全裸になって股間を隠した写真が、LINEで送られてきて大笑いした。小國は、「急に振られてやった」と説明したそうだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190309-00010000-flash-peo
3/9(土) 6:00配信

https://stat.ameba.jp/user_images/20170408/14/kadoebi/57/97/j/o0720096013908907861.jpg