サッカー日本代表の森保一監督が6日、欧州視察から帰国して東京都内で取材に応じ、6月にブラジルで開幕する南米選手権への選手招集について、「難しい。拘束力がないのでクラブ側がノーといえば招集はできない」と語った。

 約2週間かけてドイツ、オーストリア、イングランド、スペイン、フランス、オランダを訪問。日本選手やクラブ関係者と面談し、南米選手権への派遣について交渉した。日本は招待参加でクラブ側に派遣義務はないため、「(招集の気持ちは)理解してくださっているが、派遣になると難しいというクラブが多かった」と話した。

 今月予定されている国際親善試合のコロンビア戦(22日・横浜)とボリビア戦(26日・神戸)に向けては、「アジア・カップから多少選手を入れ替えながらやっていきたい」と説明。チーム構成を変えて新たな選手を試す方針を示した。【大島祥平】

3/6(水) 20:46配信毎日新聞
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