0001久太郎 ★
2019/03/04(月) 16:20:16.91ID:sHcYH4Bo9首位と2位の天王山とはいえ、両者の勝ち点差は「13」と大きく開いている状況。8連覇に向けて視界良好なユヴェントスとしては、ここで2位を叩いてさらに差を広げ、スクデットを手中に収めてチャンピオンズリーグに集中したいところだろう。
ナポリとしても、ホームでむざむざ負けるわけにはいかず、勝って勝ち点10差まで縮めておきたい。11分には左サイドからの折り返しをレオナルド・ボヌッチがトラップミス。こぼれ球をピオトル・ジエリンスキが狙うも、ゴール右へとわずかに外れる。
その後もナポリが集中した守備からのカウンターでペースを握る。しかし迎えた25分、ケヴィン・マルキュイのバックパスが弱く、クリスティアーノ・ロナウドが反応。飛び出したGKアレックス・メレトがたまらず倒してしまい、一発退場の処分を受ける。カルロ・アンチェロッティ監督はGKダヴィド・オスピナを投入するため、アルカディウシュ・ミリクを下げる決断を下した。
しかし、このFKをミラレム・ピャニッチが完璧なキックで直接沈め、ユヴェントスが先制点と数的優位を手にする。
直後、ナポリにもビッグチャンスが訪れる。カウンターからファビアン・ルイスのパスに抜け出したジエリンスキのシュートは、右のポストを叩いた。ユヴェントスが一息ついた一瞬の隙にビッグチャンスを作り出したナポリだが、チャンスを決めきることはできなかった。
すると39分、ショートコーナーからフェデリコ・ベルナルデスキのアーリークロスを、ゴール前のエムレ・ジャンがヘディング。これがゴール左へと決まり、ユヴェントスが追加点を奪う。
ユヴェントスが2点をリードして迎えた後半、ナポリは失点の原因となったマルキュイを下げてドリース・メルテンスを投入。すると開始わずか2分でアランのパスを手で止めたとして、ピャニッチが2枚目のイエローカードを受けて退場。これで10人対10人の戦いとなった。
すると61分、左サイドから入れたロレンツォ・インシーニェのクロスを、ゴール前で合わせたのはホセ・カジェホン。1点差となり、サン・パオロが一気に盛り上がる。
後半、守勢に回る時間の長いユヴェントスは61分、ジョアン・カンセロに代えてマッティア・デ・シリオ、74分にはマリオ・マンジュキッチを諦めてロドリゴ・ベンタンクールを投入。追いつきたいナポリもカジェホンを下げてアダム・ウーナスを投入し交代枠を使い切る。
すると83分、F・ルイスの折り返しがアレックス・サンドロの手に当たったとして、VARで確認。ナポリにPKが与えられ場内は再び盛り上がるが、このPKをインシーニェが左のポストに当ててしまう。
終盤、パウロ・ディバラを投入して逃げ切りを図るユヴェントスに対し、最後まで諦めずに猛攻を仕掛けるナポリだが、アディショナルタイムの5分間でPK以上の決定機は作れず今季ホーム初黒星。後半はほとんどの時間で守勢に回りながらも、逃げ切ったユヴェントスが2位ナポリとの勝ち点差を16に広げ、8連覇に大きく前進した。
■試合結果
ナポリ 1-2 ユヴェントス
■得点者
ナポリ:カジェホン(61分)
ユヴェントス:ピャニッチ(28分)、ジャン(39分)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190304-00010007-goal-socc