タレントの新田恵利(50)が27日、日本テレビのトークバラエティー「1周回って知らない話」(木曜後7・00)に出演。ほかのおニャン子OGとともに「おニャン子クラブ」解散について激白した。

 80年代に登場し社会現象となった「おニャン子クラブ」。85年に結成。1986年のオリコンランキングで52週中36週で1位を記録するなど華々しい活躍を見せるものの、たった2年半で解散することになった。解散についての本当の理由はいまだ明かされずにいる。

 そんな中、新田のほか、城之内早苗(50)、渡辺美奈代(49)といったOGのが、解散当時の動きについて語った。告知は解散の3カ月前。城之内らメンバー全員が集められ、スタッフから「番組(夕やけニャンニャン)が終わります」「おニャン子クラブも解散します」と告げられた。

 初期メンバーだった新田は「もともとの“おニャン子クラブ”への誘い言葉が『番組のアシスタントとしてやりませんか?』というお誘いだったので、“番組ありきのおニャン子クラブ”だったんですね」と告白。「卒業(解散)は番組としての寿命だったんじゃないですか」という持論を展開した。

 番組は終盤になると1時間番組から30分に縮小、最終的に番組は打ち切り、おニャン子解散という結果に至った。とは言うものの、まだまだ人気の高かった“おニャン子”がなぜ解散の道を選んだのか。そこには複雑な事情があった。

 実は、最終所属メンバー19人の半数近くが事務所未所属で、素人と芸能人が混在するグループだった。そのため番組がなくなったことで、グループをまとめきれなくなったとのこと。渡辺は「成人する年に近くなったことで、大人の人たちが今解散して普通の生活に戻るタイミングとして判断したのかな?」といった見解を示していた。

 城之内は「(スタッフは)デビューしてない人たちは親御さんと三者面談を結構やってて『次どうする?』というサポートもしてくれた」と、番組側がアフターケアをしていたことを説明。結局、意志確認をしたところ残ったメンバーはそれぞれ「芸能人になりたい」「普通の生活に戻りたい」と進路がバラバラとなってしまい、グループ解散の道を余儀なくされたようだ。

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