米AMCが、人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」の新たなスピンオフドラマを企画していると、Varietyほか各メディアが報じた。

　同サイトによると、米AMCネットワークの最高執行責任者エド・キャロルは、現地時間2月28日に行われた投資家との電話会議において「物語のアウトラインを構築する人材をすでに雇った」と告白したという。
ドラマの詳細に関する発言はなかったものの、エドは「（新スピンオフについて）製作する意欲があり、関係者と何度も話し合いを重ねた」と前向きな姿勢を見せているようだ。

　現在シーズン9が放送中の「ウォーキング・デッド」は、ウォーカーと呼ばれるゾンビがはびこる世界で、サバイバルを続ける生存者の姿を描いたドラマ。すでにスピンオフ作品として、前日譚（たん）ドラマ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」が放送されている。

　AMCは他にも、“ウォーキング・デッド・ユニバース”と題して、ドラマシリーズから卒業した主人公リック（アンドリュー・リンカーン）の物語を描く映画の制作・放送を企画するなど、世界観拡大に注力している。（編集部・倉本拓弥）

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