3/1(金) 11:53 AFP=時事

【AFP=時事】独スポーツ用品大手プーマ(Puma)は28日、イングランド・プレミアリーグ王者のマンチェスター・シティ(Manchester City)を所有するシティ・フットボール・グループ(CFG)とグローバルパートナー契約を締結したと発表した。

 プーマの広報担当者はAFPに対し、「長期」契約の期間や金銭的な条件について明かさなかったが、英国メディアは今回のユニホーム契約が10年間で総額6億5000万ポンド(約960億円)になると伝えている。

 年間6500万ポンド(約96億円)を受け取ることになれば、現在ナイキ(Nike)との間で1シーズンあたり約2000万ポンド(約29億円)の契約を結んでいると報じられているシティにとって大幅な増収が見込まれる。

 プーマはシティの男子チームや女子チーム、ユースチームに加え、オーストラリア・Aリーグ(1部)のメルボルン・シティ(Melbourne City)、スペイン1部のジローナ(Girona FC)、ウルグアイ1部のアトレティコ・トルケ(Atletico Torque)、中国2部の四川九牛(Sichuan Jiuniu)といった姉妹クラブにもユニホームを供給することになる。

 プーマのビヨン・グルデン(Bjorn Gulden)最高経営責任者(CEO)は「プーマにとってCFGとの契約は、規模と野心の両方においてこれまでで最大の取引になる」とコメントした。

 アブダビ・ユナイテッド・グループ(ADUG)が保有権を持つ持株会社であるCFGのフェラン・ソリアーノ(Ferran Soriano)CEOは「4大陸にまたがるCFG傘下の5クラブを網羅するわれわれとプーマの関係は、スポーツにおけるパートナー契約のモデルを一新させるだろう」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News