国際オリンピック委員会(IOC)は、ロシア・サンクトペテルブルグで行われた理事会の
期間中に各競技に対する最新の分配金ランクを発表した。
ランクは、ロンドン・オリンピックにおけるテレビ放送時間や新聞、インターネットへの露出、
観客数などを分析した結果で算出され、2016年リオデジャネイロ・オリンピックの収入の
分配の参考資料となる。各ランクの競技は下記の通り。
◎A=水泳、陸上、体操
○B=バスケットボール、自転車、サッカー、テニス、バレーボール
△C=アーチェリー、バドミントン、ボクシング、柔道、ボート、射撃、卓球、重量挙げ
▽D=カヌー、馬術、フェンシング、ハンドボール、ホッケー、セーリング、テコンドー、トライアスロン、レスリング
▼E=近代五種、ゴルフ、ラグビー
※ ゴルフ・7人制ラグビーはリオデジャネイロ・オリンピックから採用されるため、
いずれもEランクでスタート。
■ 野球… オリンピック競技からはずれてもIOC加盟の競技である限り分配金は出るが、
読売新聞の調査によると、2008年北京オリンピックの時に800万ドル(約8億円)だった
分配金が、今回は2〜3万ドル(約200〜300万円)にまで激減されたという。