2019年2月21日 13:33 ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-02-21/PN98Z76K50XX01?srnd=cojp-v2

米ウォルト・ディズニーがネスレなどに続いて「ユーチューブ」から広告を引き揚げたことが、事情に詳しい複数の関係者の話で分かった。
サイト上のコメントが「ソフトコアな小児性愛集団」をいかに手助けしているかについて1人のブロガーが詳細に語ったことがきっかけ。そうした動画の一部はディズニーやネスレの広告の後に再生されていた。

  スイスのネスレの広報担当者は20日、米国でユーチューブ上の全広告を休止したと電子メールで明らかにした。
ゲームメーカーのエピック・ゲームズやドイツの加工食品メーカー、ドクター・アウグスト・エトカーもこうした動画の前に自社広告が流れた事例を踏まえ、ユーチューブへの広告を見合わせていると説明した。
ディズニーも広告を控えていると、決定が公表されていないことを理由に関係者が匿名で語った。


  動画ブロガーのマット・ワトソン氏は17日、20分間の動画をユーチューブに掲載し、女の子が鏡の前でポーズを取ったり体操をするなど性的に挑発的と受け取められる可能性のある動画の識別に同サイトでのコメントがどう利用されているかを詳しく語った。
ワトソン氏の動画では、ユーザーが問題の動画の1つをクリックすると、ユーチューブのアルゴリズムが同様の動画を推奨することが示された。20日までの時点でワトソン氏の動画再生回数は170万回を超えた。

全文はソース先で