「スピッツ」が初の朝ドラ主題歌!100作目「なつぞら」に「優しいあの子」提供 冬っぽい詞に
[ 2019年2月19日 17:00 ]

「スピッツ」がNHK連続テレビ小説100作目となる次期朝ドラ「なつぞら」
(4月1日スタート、月〜土曜前8・00)の主題歌を担当することが19日、分かった。
タイトルは「優しいあの子」。スピッツが朝ドラの楽曲を提供するのは初。

ボーカルの草野マサムネ(51)は「記念すべき朝ドラ100作目、
大好きだった『おしん』や『あまちゃん』のようにインストがいいのでは?とも考えましたが、今回は歌ありです。
ドラマタイトルが『なつぞら』なのに詞がかなり冬っぽい仕上がりになってます。
これには理由がありまして、お話をいただいてから何度か十勝を訪ねました。
そこで感じたのは、季節が夏であっても、その夏に至るまでの長い冬を想わずにはいられないということ。
『なつぞら』は厳しい冬を経て、みんなで待ちに待った夏の空、という解釈です。
広く美しい北海道の空の力で書かせてもらいました!」とコメントし、楽曲の制作意図を明かした。

制作統括の磯智明チーフプロデューサーは「一昨年の秋、とかち帯広空港に初めて降り立った時、
目に入ってきたのは圧倒的な青空でした。果てしなく続く十勝平野の大きな空です。
そして、その時、啓示を受けたように、スピッツのメロディーが空から舞い降りてきたのです。
本当に!この時から『主題歌はスピッツ』と決めていたと思います」と起用理由を説明。

「ポエティックな優しい歌詞、美しく心地よいメロディー、夢と希望に満ちた世界観。
オファーをして知ったのですが、スピッツの草野マサムネさんは朝ドラの大ファンだそうです。
相思相愛から生まれた楽曲はまさにパーフェクト! ドラマとともに素敵な1日の始まりを演出してくれるはずです」
とアピールしている。

女優の広瀬すず(20)がヒロインを務め、03年後期「てるてる家族」に続く
朝ドラ2作目となる脚本家・大森寿美男氏(50)が手掛けるオリジナル作品。
戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、
高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/02/19/kiji/20190219s00041000186000c.html