>>830
補強しあったんじゃなくて足を引っ張ったんだけどね。

法案提出時に与野党協議を行い、民主が反対した結果、警察権限強化案は削除され法案が提出された。
結果、全会一致の賛成となった。

●自民党は警察の権限強化を目指した
童虐待防止法の改正作業を進めている自民党の小委員会(委員長・清水嘉与子参院議員)は17日、
虐待する親が児童相談所の立ち入り調査を拒否し、一時保護しないと子供の生命に危険が及ぶ恐れがある場合、
警察が強制的に屋内に踏み込める権限を盛り込んだ改正法案をまとめた。
警察官の住居への立ち入り権は職務執行法にも規定があるが、
児童虐待防止法に明記することで子供の保護をより確実に行えるようにする。
自民党小委員会は今後、党内手続きを進める一方、他党にも呼び掛け、今国会中に議員立法で成立させたい考え。
現行の虐待防止法は虐待の疑いがある家庭への児童相談所職員らの立ち入り調査権を定めているが、
親に拒まれて断念するケースも少なくない。
小委員会は大阪府岸和田市の事件を教訓に、警察の関与強化が必要と判断し、改正案に盛り込んだ。
(共同通信)[2月17日12時13分更新]

●しかし民主党の反対にあい、与野党協議の上法案に盛り込まず、結果全会一致の採択となった
児童虐待防止法改正案を協議していた与野党は4日、親から調査を拒否された場合の警察官の立ち入り権限について、
今回の改正案に盛り込むことは見送り、3年後の見直し規定の中に検討事項として例示する方向で最終調整に入った。
警察官の立ち入りは与党案の目玉で、虐待で児童の生命に重大な危害が生じるおそれがあり、他の手段がない場合、
警察官がかぎなどを壊して家に入ることを可能にする内容だった。
ところが与野党協議では、野党側から「警察官の権限を拡大し過ぎることには問題がある」と異議が続出。
4日の協議の結果、民主党側が主張していた裁判所の令状に基づく立ち入りも含めて今回の改正案には盛り込まず、
今後、具体化を進めるべき項目として与党、民主の両案を付則に書き込む方向でそれぞれ党内協議することで一致した。
(読売新聞)[3月5日3時15分更新]