例えば骨髄性白血病のWHO分類でもこんだけある

1) 特異的染色体異常*を有する急性骨髄性白血病
(a) t(8;21) (q22;q22)、または RUNX1-RUNX1T1 を有する
急性骨髄性白血病(FAB分類のM2の一部に相当します)
(b) inv(16) (p13.1q22)、t(16;16) (p13.1;q22)、CBFB-MYH11 を有する
急性骨髄性白血病(FAB分類のM4の一部に相当します)
(c) t(15;17) (q22;q12)、PML-RARA を有する
急性前骨髄球性白血病(FAB分類のM3に相当します)
(d) t(9;11) (p22;q23)、MLLT3-MLL を有する急性骨髄性白血病
(e) t(6;9) (p23;q34)、DEK-NUP214 を有する急性骨髄性白血病
(f) inv(3) (q21q26.2) またはt(3;3) (q21;q26.2)、RPN1-EVI1 を有する急性骨髄性白血病
(g) t(1;22) (p13;q13)、RBM15-MKL1 を有する急性骨髄性白血病(巨核芽球性)
(h) NPM1 遺伝子変異を有する急性骨髄性白血病
(i) CEBPA 遺伝子変異を有する急性骨髄性白血病
2) 骨髄異形成関連の変化を有する急性骨髄性白血病
(a) 骨髄異形成症候群から転化した急性骨髄性白血病
(b) 骨髄異形成症候群に関連する染色体異常を伴う急性骨髄性白血病
(c) 50%以上の細胞に多血系異形成を伴う急性骨髄性白血病
3) 治療に関連した急性骨髄性白血病と骨髄異形成症候群
4) 上記以外の急性骨髄性白血病
(a) 急性骨髄性白血病最未分化型(FAB分類のM0に相当します)
(b) 急性骨髄性白血病未分化型(FAB分類のM1に相当します)
(c) 急性骨髄性白血病分化型(FAB分類のM2に相当します)
(d) 急性骨髄単球性白血病(FAB分類のM4に相当します)
(e) 急性単球性白血病および急性単芽球性白血病(FAB分類のM5に相当します)
(f) 急性赤白血病(FAB分類のM6に相当します)
(g) 急性巨核芽球性白血病:遺伝子異常の場合は1)となる
(FAB分類のM7に相当します)
(h) 急性好塩基性白血病
(i) 骨髄線維症を伴う急性汎骨髄症
5) 骨髄肉腫
6) ダウン症候群に関連した骨髄増殖症
(a) 一過性異常骨髄症
(b) ダウン症候群関連骨髄性白血病
7) 芽球形質細胞様樹状細胞腫瘍

この辺最終判別しないと会見とかでは言えない