[映画.com ニュース] 「ターミネーター」の生みの親であるジェームズ・キャメロン監督が復帰することで注目を集めている最新作のタイトルが、「ターミネーター:ダーク・フェイト(Terminator: Dark Fate)」と発表された。米ハリウッド・レポーターが報じている。

 シリーズ通算6作目となる同作だが、キャメロン監督が関与しなかった「ターミネーター3」(2003)、「ターミネーター4」(09)、「ターミネーター:新起動 ジェニシス」(15)の3作、およびテレビシリーズの「ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ」(08)はなかったものとされ、「ターミネーター2」(91)の直接の続編となる。キャメロン監督がプロデューサーと原案を担当し、脚本はデビッド・S・ゴイヤー(「バットマン・ビギンズ」)、「デッドプール」のティム・ミラー監督がメガホンをとる。

 誰もが知る人気フランチャイズだけに、これまで数度にわたってリブートが試みられてきたが、いずれも失敗に終わっている。その原因が「ターミネーター」と「ターミネーター2」でストーリーが完結しているためと思われていただけに、キャメロン監督がどのような秘策を用意しているのか、目を離すことができない。

 展開を予想するうえでヒントとなりそうなのが、人類のリーダーとなるジョン・コナーの不在である。「ターミネーター2」でエドワード・ファーロングが演じ、その後、ニック・スタール、クリスチャン・ベール、ジェイソン・クラークが演じた「ターミネーター」シリーズに欠かせないキャラクターである。しかし「ターミネーター:ダーク・フェイト(原題)」には、フラッシュバックで若い日のコナーが描かれるだけで、主役としては登場しないようだ。

 その理由は不明だが、今回はリンダ・ハミルトン演じるコナーから訓練を受けるグレイス(マッケンジー・デイビス)とダニ(コロンビア出身の新進女優ナタリア・レイエス)を軸に、ヒロインたちの活躍が描かれる展開になる模様。「ターミネーター:ダーク・フェイト(原題)」は、11月1日から全米で公開。


2/15(金) 13:00配信 映画.com
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