大分市と大分県別府市で3日に開かれた別府大分毎日マラソン大会の事務局は15日、大会で通訳を務めた大分市の50代女性がインターネットのブログで不適切な記述を投稿していたと発表し、謝罪した。女性はアフリカの男子選手を「チンパンジー」と差別的な表現で紹介していた。ブログは既に閲覧できない状態になっている。

 女性は大会の有償ボランティアとして、アフリカの選手の通訳を担当した。後日、自身が所属する運動サークルのブログで、意思疎通に苦労した感想として「原始人とコミュニケーションをしている感覚」とつづり、複数の選手と一緒に撮影した写真の説明文に「かわいいチンパンジー達」と記して投稿していた。

 事務局によると、女性は「差別的な気持ちも悪気もなかった。軽率な言葉遣いを反省している」と話したという。


2019.2.15 12:53
https://www.sankei.com/life/news/190215/lif1902150025-n1.html