胸いっぱいサミット!2019年1月12日より

橋下徹
僕が韓国人の立場だったらあの政治姿勢とりますよ。日本に植民地にされた過去を消し去りたいと、僕が韓国人だったらそう思う。 
民族が分断されたんだったら世界が何と言おうとも祖国を統一すると。日本もね、戦後4分割されそうになったんです。
仮にもし日本が4分割されてたら、命をかけても統一に向かいますよ。世界に何と言われようとも。もし過去にね日本が植民地にされたんだったら、その歴史は何とか消していきたい。
だって日本を見てくださいよ、第二次世界大戦後、占領軍に占領されたことをみんな否定してる人も一杯いる、太平洋戦争を正当化する人も一杯いるわけでしょ。
面白いのは文在寅(韓国大統領)を強力に否定している日本の政治家というのは、文在寅的な政治家。文在寅というのは日本で言うと石原慎太郎さんみたいなもんなんです。民族第一。
だから石原慎太郎さんを標榜してるような自民党の強気な政治家が、今、文在寅を批判している。お互い、民族第一の政治家がぶつかり合ってる。僕は文在寅に賛成したくないけど、文在寅のやっていることは分かると。
祖国のためにやっていることは分かる、民族のためにやっていることは分かる、、、けど、お前な。という姿勢が重要だと思う。

(文在寅の)あの姿勢は尊重しなければならない。僕らだってそうするんだから。だけど、お前なと。デヴィさんの言われた解決方法は最後の落としどころだと思います。
韓国民に対しては韓国政府が補償する。ただしここで日本がきちっと言わなければならないのは、日本国民に対してはキチっと日本政府がやりますよと。実際日本政府は日本国民に全く補償していないんですよ。
もう一回話し合いをしてですね、今回の色んな戦争の問題については、韓国民に対しては韓国政府がやってくれ、日本政府は日本国民にやるからって。
これが最後の決着の仕方ですよ。日本政府は日本国民に戦後補償一切やってない。空襲被害者に対しても何にもやってない。