タレントのマツコ・デラックス(46)が11日、月曜コメンテーターを務めるTOKYO MXの「5時に夢中!」(月〜金曜後5・00)に生出演。
社会問題になっている「バカッター」について言及した。

番組では、バイト従業員などが不適切な行為をし、その動画を自らツイッターなどのSNSに挙げて炎上するケースが頻発しているニュースをピックアップ。
法的措置を検討している企業が出ていることについても触れた。

複雑な表情を浮かべながらこのニュースを聞いていたマツコは「これだけ大騒ぎになればさ、その先がどうなるのかっていうのは分かりそうなもんだなって思っちゃうんだけど。
それでもやってしまうっていうことはさ。本当の意味でSNSで動画をあげる先に、友達同士で悪ふざけしている以上の世界が広がっているっていうのを多分いまだにあまり理解していないというか、
理解はしているんだけど、それを現実としてとらえられていない人が多いってことじゃない?だから、う〜ん…」とうなった。

そして、「大企業がアルバイトの子にっていうのもちょっとはあるんだけど」と前置きしながらも「戒めとして、
これやったら、もしかしたら何千万円て取られちゃうかもしんないんだぞっていうことが1個ないと、やる人はやるんだろうから。
もうこれは致し方ないんじゃないかなって思う」と損害賠償を求める企業側の法的措置について理解を示した。

ここで番組MCのふかわりょう(44)から「一方でバイトに負担をかけ過ぎという目線はあるんでしょうか?」といわゆる“ワンオペ”について質問が出ると「だとしても、
そのはけ口としてアレをやってしまったらこうなるっていうのは、やっぱりもう…」とマツコ。

同じく月曜コメンテーターを務める株式トレーダーでタレントの若林史江(41)が
「生まれた時からネットがあるような子たちなのに、なんでその先がこう想像ついていかないのかなって思う」と首をかしげると、
マツコは「でも逆に生まれた時からだから、なんじゃない?」と異議。

「めちゃくちゃ身近に、常にそこにあるものだから、友達同士で悪ふざけして、
皆で内輪でいたずらするのともう境界線がないんじゃない?あたしたちの場合はもういい大人になってから(ネットが)できたから」とし、
「あたしたちが日常生活の中でしてたことっていったら、会って話すか、電話で話すかしかなかったわけじゃん?
それと同じなんだよね、彼らにとってはさ」とジェネレーション・ギャップにも触れて最後まで複雑な表情を浮かべていた。

http://news.livedoor.com/article/detail/16005864/
2019年2月11日 18時2分 スポニチアネックス