J1神戸は11日、沖縄県金武町の同町フットボールセンターでキャンプ2日目を迎えた。今季から神戸のフィジカルトレーニングアドバイザーに就いた杉本龍勇氏(48)が合流し、効率的な走り方を指導。杉本氏はイニエスタ、ビジャの元スペイン代表について「プレーのビジョン、スキルだけでなく、走りも一流。日本人選手は参考にすべき」と褒めちぎった。

【写真】チューブを使ったトレーニングをするビジャ(左)とイニエスタ

 杉本氏は元陸上選手で1992年のバルセロナ五輪男子の100メートルと400メートルリレーに出場。現在は母校・法大のスポーツ研究センター長などを務める。サッカー選手の個別指導も手掛け、元日本代表の岡崎慎司(レスター、宝塚市出身)や日本代表の堂安律(フローニンゲン、尼崎市出身)らに走り方を教えている。

 杉本氏によると、イニエスタとビジャの2人は滑るように走っているという。重心がぶれない体の動かし方の証しといい「迫力はないが、非常に大事な要素。余分な力を抑え、攻撃や守備に出るときのメリハリにつながる」と語った。

 この日、神戸イレブンは杉本氏の指導と合わせて約1時間半、汗を流した。3班に分かれるゲーム形式の練習もあり、より実戦モードの一日となった。(有島弘記)

2/11(月) 14:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190211-00000011-kobenext-socc

写真
https://i.kobe-np.co.jp/news/sports/vissel/201902/img/b_12056584.jpg