◆交流試合 ラミゴ6―8ロッテ=特別ルール=(10日・石垣)

ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が10日、台湾ラミゴ戦(石垣)に「1番・中堅」で対外試合初先発。
初得点、初盗塁、初打点をマークし、「積極的に攻める姿勢は見せられた」と開幕1軍へ猛アピールした。

“藤原劇場”の幕開けは0―4の3回だ。1死二塁から四球で出塁。加藤の左前打と中村奨の右犠飛で菅野が生還する間に三塁へ進んだ。続く井上の打席。
相手左腕が一塁にけん制球を投げた瞬間に「(送球が)低かったので行けると思った」。
これが悪送球となり、一塁手が本塁方向にボールをはじく間、一気にホームイン。瞬時の好判断で2点目を奪い「相手の隙を突いて走れた」と、うなずいた。

再び“神足”がさく裂した。4―4の7回先頭、二塁手の失策で出塁。続く岡の3球目に二盗を決めた。
離塁時の構えやリードの取り方などキャンプでの学びが生きた。4球目の暴投で三塁に進み、最後は岡の右犠飛で生還。
二盗を成功させてからわずか4球で決勝のホームを踏み「自分の持ち味を出せた」と胸を張った。
8回1死満塁からは押し出し四球で初打点。井口監督も「チームに流れを作ってくれる選手なのかな」と絶賛。
12日以降の1軍那覇遠征の帯同も決めた。

バットでは実戦形式のシート打撃、紅白戦、対外試合と計“17打席無安打”だが、5回1死の第3打席では右翼ポール右側に推定130メートルの特大ファウルを放ち、観客をどよめかせた。
「自分が塁に出てチームに勢いを出せる選手になりたい。安打を狙うのではなく本塁打を狙うくらいの気持ちで打席に立ちたい」と藤原。次はどんなプレーで見る者を魅了するのか。

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2/11(月) 6:06配信

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