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『燃えよ剣』映画化決定 鬼の副長・土方歳三に岡田准一、沖田総司には山田涼介

 歴史小説家・司馬遼太郎さんの名著で発行部数500万部を突破し、新選組副長・土方歳三を主人公に描いた『燃えよ剣』が、人気グループのV6・岡田准一主演で映画化されることが11日、明らかになった。「土方歳三の人生を覚悟と畏敬を持って楽しんで演じたい」と意気込む岡田。映画は2020年に公開される。

 同作は1962年から64年にかけて『週刊文春』にて連載され、66年には映画化とテレビドラマ化された。その後も計3度のドラマ化、舞台化なども実現し、新選組ファンの心をつかんできた。本作でメガホンを取るのは、映画『関ヶ原』(17年)で岡田を主演に抜てきした原田眞人監督。同作のスタッフが集まり“新選組”映画の決定版を届ける。

 共演陣には、土方の盟友で局長を務めた近藤勇に、NHK大河ドラマ『西郷どん』で西郷隆盛を演じたのが記憶に新しい鈴木亮平。最期は結核で倒れるも新選組“最強”だったと名高い一番隊組長・沖田総司をHey! Say! JUMPの山田涼介。新選組結成時、近藤と共に筆頭局長となったが、酒を飲むと手がつけられない粗暴な性格で隊内で粛清された芹沢鴨を伊藤英明。さらに、色男と知られる土方と恋に落ち、生涯ひかれあうも、激動の時代の中で引き裂かれる運命となるお雪を、岡田とは初共演になる柴咲コウが演じる。

 撮影は2〜4月にかけて、京都・滋賀・岡山などを中心に行われる予定。「御所に火を放つ」と計画していた尊王攘夷派の志士が潜伏していた池田屋に乗り込み、京都大火を阻止した新選組史上、一番の功績ともいわれる「池田屋事件」は、オープンセットで当時を再現。倒幕の流れを一気に引き寄せることにもなったともされる事変を、迫力ある殺陣で描き切る。

 原田監督は「新選組は維新動乱期の象徴的、宿命的な存在で現代の世相とダブる混沌を、土方は筋を通して生きた」とし、キャストについては「岡田准一さんは超一流の武芸者が俳優のふりをしているような人。史上最高の土方歳三、時代劇史上最高の立ち役が生まれると、信じている」と岡田の演技力を絶賛。
「原田組初参加の4人と岡田さん。このケミストリーは最強。脇を固める顔ぶれも、書きたくて書きたくてたまらないが、今は我慢しよう」と興奮気味に語っている。

■キャストコメント全文

岡田准一(土方歳三役)
原田眞人監督から司馬遼太郎さんの名作、「燃えよ剣」の土方歳三という、身に余る大役をいただきました。以前に原田監督作品に出演させていただいた「関ヶ原」に続き日本の変革の1つです。変革の時代を演じることは、やりがいのあるタフな作業になりますが、共演者の皆さん、スタッフの皆さんとこの作品を乗り越えて行きたいと思います。土方歳三の人生を覚悟と畏敬を持って楽しんで演じたいです。原田監督が作り上げる生っぽい激動の幕末をご期待下さい。

柴咲コウ(お雪役)
初めて演出していただく原田監督。初共演の岡田准一さん、鈴木亮平さん、山田涼介さん。世の中で語り継がれる新選組。司馬遼太郎さんの長編歴史小説のオリジナルキャラクターであるお雪を、時代にほんろうされながらも凛として生きる女性として、素直に表現できればと存じます。

(以下略、全文は引用元サイトをご覧ください。)


映画『燃えよ剣』への出演が明らかになった(左上から)柴咲コウ、岡田准一、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明 (C)2020「燃えよ剣」製作委員会
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