中日・松坂大輔投手(38)が9日、沖縄・北谷でまたしても約30分間に渡り、即席のサイン会を開いた。午後から室内練習場で打撃練習を行った後、
もみくちゃにされながら100人以上にサインペンを走らせた。球団を挙げて転売防止を呼びかける状況となっているが「そこは僕が気にしても仕方がないことですから」と
冷静に受け止めた。

 松坂は2日にも球場の玄関横で約1時間半のサイン会を開催。約300人のファンに応対したが、その後、オークションサイトなどでサイン入りユニホームや色紙が
高額取引された。事態を重く見た球団は4日夜に公式サイトで「転売目的のサインが見受けられる場合はサービスを制限させて頂くことも視野に入れております」と
注意喚起していた。

 米国永住権(グリーンカード)の更新手続きで8日にチームに再合流したばかりだが、この日から本隊でフルメニューをこなした。心ないファンが存在する中でも、
きっちりとした神対応に球団関係者も「これが本物のスターですね」と称賛。老若男女に愛される平成の怪物が、男気を見せた。

スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190209-00000130-sph-base
https://amd.c.yimg.jp/im_siggM4NJvNAYzjrdoDlApXSH5g---x900-y701-q90-exp3h-pril/amd/20190209-00000130-sph-000-2-view.jpg