http://news.livedoor.com/article/detail/4870000/
今回のベスト16入りは、考えうる最高のシナリオですべてが進んだ結果だった。
直接FKが1試合で2本も決まるのは、恐ろしく確率の低いことである。
オランダを除く対戦相手は、いずれも本来の姿に遠かった。
カメルーンは明らかにコンディションが悪く、デンマークも動きに精彩を欠いていた。
パラグアイも身体が重かった。
コンディショニングはチームマネジメントに含まれるもので、相手の状態が悪かったことは日本と無関係である。
それでも、対戦相手のアシストがあったことは、胸にとどめておくべきだと思うのだ。

主審にもめぐまれている。大会序盤はイエローカードが乱発されるゲームが多く、判定基準にもバラつきがあった。
だが、日本戦をさばいた主審は、胸ポケットからカードを取り出すことが少なかった。
日本の選手がフェアプレーを心がけたのは間違いないものの、思わず首をひねりたくなる判定がほとんどなかったのは、
ささやかでも見逃せない事実である。
FIFAは5日、準決勝以降の4試合用に10組の主審&副審のグループを選んだが、そのなかには日本戦をさばいた審判団が
二組含まれていた。一定の評価を受けたジャッジのもとで、日本は戦うことができていたわけだ。


2010年の戸塚の伝説コラム
日本の相手のコンディションがことごとく悪かった、審判がまともでラッキーだった
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