この際の捜査実務の利害論を言っておこう

検察、検察審査会の場合、一度折れた捜査を不起訴にするのはむしろ通常業務
むしろ起訴に持って行く方が面倒だし不起訴にする事に公的なリスクは希薄

高輪署の場合、相手が支局長まで務めたTBSの元有力記者で起訴の難しい密室の準強姦事案
この時点で、誤認逮捕したら署のレベルでダメージは小さくない
だから伊藤詩織によると当初は高輪署も被害届の受理に否定的な説得をしようとしていた
それでも、相応の機関の任意捜査の上で周辺証拠を固めて逮捕状の発布を受けて
伊藤詩織本人に海外からの帰国を要請して逮捕状の執行を決定、当日までその予定だった
一番リスクを負って捜査に当たった高輪署は当然メールのやり取りぐらい把握する
それを、帳場も立っていない案件で何故か東京全土を上位から管轄するキャリア官僚の本部刑事部長が直接差し止めた
これは、ヤメ検や実務を知ってる弁護士らから見ても実務常識として異常なレベルで異例