現カメルーン代表のヘッドコーチを務めるパトリック・クライファートは、『Sport 360』のインタビューで、世界王者の若手FWキリアン・エムバペにとても感心していることを明らかにし、現在における最も優れたFWになるための完璧な素質を兼ね揃えていると考えているようだ。

ネイ不在に苛立つエムバペ 「メッシ抜きで戦えるか聞いてみな」

アヤックス、ACミラン、FCバルセロナ、そしてPSVアイントホーフェンでプレーした元オランダ代表FWは、彼にとっての偉大なストライカーになるための必要条件を明らかにした。

「70%の天性と、残りの30%は全てが学んだことによるものだ。それによってピッチのどこへ動こうと、ボールを要求しようと、チームメイト達とのコミュニケーションで自身のボールになる」

クライファートはエムバペを世界一と位置付けているものの、マーカス・ラッシュフォードなどの将来有望な選手達の活躍も強調した。

ラッシュフォードの場合、「彼の爆発的なスピードと、いとも簡単にゴールを決める」ことを評価し、思い切ってバルセロナのルイス・スアレスの代役として彼を薦めていた。

たとえレオ・メッシやクリスティアーノ・ロナウドがほぼ毎週のように、ゴールネットにシュートを突き刺していたとしても、キリアン・エムバペがストライカーとして、オランダ人に最もインパクトを与えているようだ。

パリ・サンジェルマン(PSG)の元SDは、今日における最も優れたストライカーは誰かという討論において、フランス人しか気にかけていないようである。

「私にとって彼が現在の得点王だ」とクライファートは断言し、フランス人が現サッカー界の最も優れたストライカーの栄誉を受け取る全ての才能を持ち合わせていたと付け加えた。

エムバペはCLにおいて、18歳と9ヶ月で8ゴールを挙げた最年少プレイヤーとなった。メッシは20歳と7ヶ月で8ゴールの記録を残している。現在フランス人はリーグ・アンで18ゴール、そしてCLで3ゴールをマークしている。

2/8(金) 8:00配信 スポルト
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