ポルトガル1部のポルティモネンセに所属していたMF中島翔哉は、カタールのアル・ドゥハイルへ移籍したことが3日に発表された。移籍金は“アジア選手史上最高額”を更新したとみられる。

 欧州各国のビッグクラブなどからの関心もたびたび噂されていた中島だが、新天地はカタールとなることが決まった。獲得を発表したアル・ドゥハイルは取引の詳細について明かしてはいないが、ポルトガルメディアなどの事前報道によれば移籍金3500万ユーロ(約43億9000万円)が支払われるという。

 金額が報道の通りだとすれば、中島はアジア人選手としては史上最高額の移籍金が支払われた選手となる。韓国代表FWソン・フンミンが2015年にレバークーゼンからトッテナムへ移籍した際に支払われた3000万ユーロ(約37億7000万円)がこれまでの最高額だとされていた。

 また、日本人選手の移籍金記録を16年半ぶりに更新したことにもなる。大手データサイト『transfermarkt』によれば、元日本代表MFの中田英寿氏が2002年にローマからパルマへ移籍した際の2840万ユーロ(約35億7000万円)が日本人選手の過去最高額だった。

2/4(月) 13:30配信 フットボールチャンネル
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190204-00308211-footballc-socc