平成12年から東京書籍の『新しい国語 二年 上』に掲載された、
宮西達也『にゃーご』を巡り、
「たかじんのそこまで言って委員会」(全国21局ネット)において、
小学生の子供を持つ、辛坊治郎(讀賣テレビ報道局局次長)による以下のような批判があった。
「授業に出るなということか」
「先生の言うことを聞くなということか」
「みんなが恐いと言っても恐くないし、話し合いで解決するということか」
これを受けた三宅久之(政治評論家)の発言
「みんな話し合いで解決すれば、それで済むなんて、そんなことは無いんです。世の中には」
その他の出演者の意見の多くは、
「“戦いはやめよう”“みんな仲良くしよう”“どんな危険な相手でも話し合えば分かり合える”
という教育が、現実とかけ離れているのでは?」というもの。
この回の放送での、“授業を聞いていなかったネズミが正しいのか?”という、
「たかじんのそこまで言って委員会」による批判に対しての、宮西達也の反論。
「目に見えるものが一番ではない」「優しさや思いやりが大切」
「完璧な人間はいないと思う」「不完全な中で一番大切なものは何か」
この発言を受けて、今回、スタジオではさらに議論が白熱した。