2019年1月28日(月)
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参拝に訪れた嵐のファン=28日、鴻巣市大間の大野神社

 人気アイドルグループ「嵐」の来年末での活動休止発表を受けて28日、グループのリーダー大野智さんと同じ名前の「大野神社」(鴻巣市大間)には、午前中から心配するファンが参拝に訪れた。

 東松山市の川田健太郎さん(32)は10年以上のファン。休止を知った時はショックだったが、「会見を見てポジティブな気持ちが伝わってきた。最後まで応援するのが恩返しだと思う。それぞれの信じる道を進んでほしいし、ここで参拝したことが自分にとってもリスタート」と明るい表情を浮かべた。

 娘もファンという川口市の40代の女性は「聞いた時は驚いて気持ちが悪くなった。でも今は見守る気持ち。今後も応援したい」と話していた。神社によると、この日は夕方までに20組程度のファンが訪れたという。

 大野神社は、もともとは氷川神社だったが、大間地域と北中野地域の神社を1907(明治40)年に合祀(ごうし)。大間の「大」と中野の「野」から「大野神社」に改称した。ファンは5年ほど前から訪れるようになり、グループの活躍やコンサートのチケット当選などを祈願している。