お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、27日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00〜11:15)で、都立高校の教師による生徒への体罰と生徒側が執拗に挑発していた問題についてコメントした。

一連の様子を捉えた動画がネット上にアップされたことで、発覚した今回の問題。松本は、「生徒って教えを受ける者じゃないですか
もう教えを受ける者じゃないから、先生が生徒に暴力をふるったとはあまり思ってなくて、そもそも生徒じゃないのを学校に送り込んだ側の責任ないかなという感じはしますね」と指摘。
「もう、あの人生徒じゃないもんね」と生徒側の倫理観が崩壊していることをまずは問題視した。

さらに、「僕の知り合いの格闘家も街ですごくケンカを売られるんですって。『殴ってこいや』みたいな」と挑発行為の事例を挙げ、「手を出せないことを分かって、向こうは面白がってやってくる。
この罪は、何かペナルティをやりたいとは思うけどね」という見方も。

その上で、「この流れで、『暴力ふるった方が100悪い』という考え方が少し変わったらいいと思うんですけどね」と期待を寄せ、
「逆も出てきそうな気がするんですよ。暴力教師が殴った理由を『すごく生徒に煽られた』みたいな。
そっちもありそうでね」と危惧。「今、この流れで『すごく生徒にあおられた』と言うと多少、暴力教師の方が少し救われてしまったりしません?」と問いかけながら、
「今回をきっかけに少し、先生を守ってあげられるような感じになれば」とこの話題を締めくくっていた。

http://news.livedoor.com/article/detail/15933045/
2019年1月27日 10時47分 マイナビニュース