フジテレビの宮内正喜社長(74)が25日、都内で今年初めてとなる定例会見を行い、退社したことが明らかとなった人気ドラマ「コード・ブルー」を手がけた増本淳プロデューサーについて「これからフジテレビの仕事を一切しないわけではない」と言及した。

 ドラマ、映画として大ヒットした「コード・ブルー」シリーズ。そのプロデューサーの流出は同局にとっては痛手となるが、宮内社長は「フジテレビで育っても独立して才能を伸ばしたいという希望があれば、できるだけその意向に沿えるようにしようという会社の考えは変わらない」とし、「これからフジテレビの仕事を一切しないわけではないですから」と円満退社を強調した。

 編成担当の石原隆取締役(58)は「優秀なプロデューサー。今後もフジテレビと良好な関係で作り手の一人としての活躍を応援したい」とし、「コード・ブルー」シリーズの続編については「今後のことは全く未定なので、予定を申し上げることはできません」と説明した。


[ 2019年1月25日 18:06 ]
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