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大相撲の横綱・稀勢の里が現役を引退することになりました。稀勢の里の引退で19年ぶりに誕生した日本出身の横綱がわずか2年で不在になります。

これは、稀勢の里の師匠の田子ノ浦親方が明らかにしました。

稀勢の里は、おととしの春場所、当時の横綱・日馬富士との一番で左の胸や腕をけがした影響で、途中休場を含め去年7月の名古屋場所まで8場所連続で休場していました。

去年9月の秋場所では、けがから復帰し10勝5敗の成績をあげましたが、11月の九州場所では、横綱として87年ぶりに不戦敗を除いて初日から4連敗を喫し、右ひざのけがを理由に途中休場しました。

九州場所後には、横綱審議委員会から初めてとなる「激励」の決議をされ、出場した初場所に進退がかかっていました。

稀勢の里は、今場所、初日から3連敗を喫し横綱らしい相撲は取れないと判断し現役を引退する意向を固めました。

稀勢の里は田子ノ浦部屋に所属する茨城県牛久市出身の32歳。

おととし1月、30歳6か月で横綱に昇進し日本出身の横綱が誕生するのは若乃花以来、19年ぶりでしたがわずか2年で日本出身の横綱が不在になります。

2019年1月16日 8時47分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190116/k10011779401000.html?utm_int=all_contents_just-in_001
https://www3r.nhk.or.jp/news/r/html/20190116/K10011779401_1901160848_1901160849_01_02.jpg