1/12(土) 11:19配信

由紀さおり(左)と坂本冬美(中央)に本音を明かしたマルシア

 歌手のマルシア(49)が13日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」(日曜・前7時)に出演。離婚問題などで苦悩した過去を明かす。

 今月で歌手デビュー30周年を迎えるマルシアは来月開催する記念ライブにもゲスト参加するほど公私ともに仲の良い先輩だという由紀さおり(70)、そして昨年末に30回目の“紅白出場”を果たした坂本冬美(51)とともに出演。

 ブラジル・サンパウロ州出身の日系3世であるマルシアは、17歳の時、日本の放送局がブラジルで開催した歌謡大会で優勝し、ブラジル代表として初来日。その後、同大会で審査員を務めていた作曲家・猪俣公章さんにスカウトされ、弟子入り。2年以上にも及ぶ内弟子生活で徹底的に鍛えられた。

 その頃出会ったのが、同門の“姉弟子”であった坂本。共に切磋琢磨(せっさたくま)しながら内弟子修行に励んだ2人は、今でも姉妹のように仲がいいという。

 厳しい修行の末、今からちょうど30年前の1989年1月、師匠である猪俣さんが作曲した「ふりむけばヨコハマ」でついに歌手デビュー。同年の「日本レコード大賞」では見事“新人賞”を獲得し、翌年には「紅白歌合戦」にも出場した。

 その後、バラエティー番組などにも活躍の場を広げ、またミュージカルでも高い評価を受けるなど一見順風満帆な歌手人生を送っているマルシアだったが、この30年の間には、さまざまな葛藤があったことを番組で明かす。

 「(離婚など、いろいろなことがあった結果)自分に負けてしまって、1年間くらい芸能界から身を引いてしまった」と、姉のように慕う先輩の前で10年前の苦悩を告白。そして、2人からの励ましの言葉に思わず涙があふれる場面も。

 マルシアは収録後、「歌手として、先輩の背中を追いかけられることがどれだけ幸せなことかと、感謝の気持ちでいっぱいになりました」と話し、「お二人のように、これからもたくさんの歌を届けていけるよう、私も頑張ります」とコメントした。

スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190112-00000120-sph-ent

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