タイアップの行政や企業、推移注視
NGTメンバーへの暴行事件
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190111444069.html

地域密着を掲げるNGT48は行政とのタイアップや地元企業の広告出演などを重ね、県民に浸透してきた。
騒動に関しては、メンバーの関与や運営側の対応などを巡ってインターネット上で臆測が飛び交い、グループのイメージ低下が懸念される事態に発展。
現時点で降板など具体的な動きはないが、混乱が続く中、行政、企業とも推移を見守っている。

NGT48は新潟市の開港150周年記念事業を盛り上げるスペシャルクルーを務め、12日も同市中央区で開港記念事業との連携イベントを予定している。
市の担当課は現状について「これまでも事業に多くの協力をしてもらってきたので残念だ」とし、
「報道された以上のことは分からず、状況を見守るしかない」と強調した。

県は秋に開催する国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭のスペシャルサポーターにNGT48を起用している。
文化振興課は「現状は何が真実か分からない。方針を決められる段階ではない」とした。

テレビCMに起用する一正蒲鉾(新潟市東区)は「事実関係や今後の経過をみながら、適宜対応を検討していきたい」と説明。
第四銀行(同市中央区)は既にCM出演の契約を終えていたとし、「(現在は)広告には起用していない」と答えるにとどめた。