秋元康が、10日、Mercedes me Tokyoにて開催された『シーバスリーガル ゴールドシグネチャー・アワード 2019 presented by GOETHE』授賞式に登壇。
秋元氏からNGT48・山口真帆の暴行問題に関する話はされることがなかった。

本業のビジネスの成果を通して社会に活力を与えると同時に、社会貢献にも寄与されたビジネスリーダーに贈られる本アワード。
今回は、秋元氏と幻冬舎社長・見城徹氏を特別審査員に迎え、ネクシィーズグループ代表取締役社長兼グループ代表・近藤太香巳氏、
株式会社NewsPicks取締役CCO・佐々木紀彦氏、株式会社ビームス代表取締役社長・設楽洋氏(ビデオ出演)らが受賞した。

授賞式終了後、秋元氏×佐々木氏、見城氏×近藤氏の組み合わせでトークセッションがスタート。

秋元氏は、ソーシャル経済メディアの「NewsPicks」の読者であることを明かし、佐々木氏を称賛。一方、佐々木氏は「ネット空間だけでいろんなことをやる流れは完全に終わりつつあると思っています」と言い、
人と人との交流の場をどう増やすかが大事だと力説。「そういう意味では秋元さんがAKBで劇場を作られて、それから広げられたモデルは、我々の何年も先を見ている」と語った。

佐々木氏が「映像では、どういう番組を作ればいいのか」と質問を投げかけると、秋元氏は「一番は“誰も観ないだろうな”と思うメディアを作るべき」と話す。最大公約数を作れば作るほど人は離れていくとし、
今のテレビ番組は「視聴率を上げるために、視聴者が観たいものを作りすぎて行き止まりに来ちゃっている」と分析。

かつて秋元氏が参加していた『オールナイトフジ』(フジテレビ)を引き合いに出し、「(同番組の話をした時に)“お前も観てんの?”“髪の長いのかわいいよね”ってすごく盛り上がる。
秘密を共有できた時に人は伝播していく」と持論を述べ、佐々木氏を唸らせた。

先日、NGT48の山口真帆がファンに暴行を受けたとして、大々的にニュースに取り上げられてから初の公の場であったが、秋元氏の口から説明や謝罪などはなかった。

http://dailynewsonline.jp/article/1646913/
2019.01.10 19:40 リアルライブ