超ヘタクソですが、GK経験者として、その立場から
日本の一失点目に対し、権田選手を擁護する意見を述べます。

・距離が遠い(通常のシュートレンジではない)
・ゴールマウスに対し角度がある。45℃近い
・キッカーが持ち出しで内側に切れ込んでいる
・キックフォームが「巻いて」おらず、蹴り足がほぼ垂直に入っている

この時点で、ニア側に巻いてくるキックはまずありえないので、事実上オミットされます。
一番怖いのは、インステップで狙ったつもりがアウトフロントにかかり、
シュート回転しながらループ気味に落ちてくる軌道で、
このシチュエーションでは最も起きやすいトラブルです。
キッカーが内側に切れ込んで力みながら打つと、出やすい軌道です。
権田選手がファー側に一歩ステップを踏んだのはこれが原因ではないかと思います。
ミスと言われればそれまでですが、あのステップは
一番恐ろしいトラブル(ベルギー戦の一点目のようなアンラッキー)に
対応するために出た動きだと考えます。
結果的にきれいなインステップどころか、やや内側に曲がってくる
稀な軌道でしたので、対応しきれなかったのだと思います。